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News & Topics お知らせ

2014.09.04

夏休みの思い出② 『京都大学 電子工学の研究室を訪ねて』

8月22日(金)に本校5年の生徒8名

京都大学の工学部電気電子工学科、大学院工学研究科

電子工学専攻の集積機能工学講座を受講するため

掛谷一弘准教授を訪ねました。

 

掛谷先生に挨拶をした後、歴代の教授の肖像画(油絵、最近は写真)が

並ぶ大会議室で実験を交えた量子力学・超伝導に関する

講義を受けました。

写真 1

講義はニュートンから始まる古典力学からスタートして電子の発見と量子力学、

さらにその応用へと展開していきます。

特に電気伝導に関して高校生にも分かり易く工夫されていて、

物理の授業で聞いた内容も一部含まれていました。

原理と応用など興味深い内容を歴史的順序で約1時間説明を受けます。

中央新幹線の原理先日JR東海の方の講演で聴いた

最新の技術にも触れられていて、大変新鮮な内容でした。

 

実験は、シャープペンの芯(炭素棒)に電圧をかけ発光させてカーボンが

蒸発する様子を観察したり、風船の端に試験管をつなぎ、中の空気を

液体窒素(-196℃=77K)で冷却させ風船の体積が小さくなると同時に

中の空気を冷やし液化させるもの。

写真 2 写真 3

試験管内の液体酸素を観察しました。(液体酸素の色が神秘的でした!)。

電気伝導度が温度に依存することを液体窒素を用いて二人一組で実験。

写真 4

 

その後で、他の研究室も訪問して車や携帯などのハーネス(配線)を研究している

「電磁工学講座」の和田教授から電磁波の干渉の問題などを

実物を見ながら説明を受けました。 (ロボット部の生徒は興味津々!!)

 

その際、デンソーから派遣されている研究者と面会しました。これは

企業に就職した後にもこのような形で大学で研究が

できること」生徒たちに教える目的デンソーの研究者の同僚が

以前海陽にFMとして勤務していたことを紹介するため

掛谷先生が取り計らってくださったものでした。

 

他の研究室では、薄暗い実験室で数名の院生がレーザーの実験をしている手を止めて、

海陽生のために研究目的などを説明くれる場面もありました。

 

最後は一端建物を出て、事務本館の地階に行き

ヘリウムの液化装置(生産量12000ℓ/年)の説明を受けます。

多くの研究室で実験をするために供給しているとのこと。

液体ヘリウムが各種実験に如何に重要であるかを詳細に説明を受けました。

 

生徒達は、同行した教諭が想定した以上に、

興味を持ち各場面で熱心に質問していました。

 

17時過ぎに、説明が終了し、本館前で記念写真を撮り一日を終えました。

その場からは京都盆地が一望でき、遠くに京都タワーを確認できました。

掛谷先生がバス停まで送ってくださり、待っている間も打ち解けた

雰囲気で会話も弾んでいました。

 

 大変充実した夏の思い出になったと思います。 

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