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News & Topics お知らせ

2014.12.12

〇特別講義〇京都大学名誉教授 中西輝政先生「大英帝国の衰退、リーダーの決断」

12月6日(土)に、京都大学名誉教授 中西輝政先生をお招きし、

特別講義「大英帝国の衰退、リーダーの決断」を開催しました。

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中西先生は国際関係史やイギリス外交史の専門家で、

今回の講義では、イギリスの歴史上の大きな節目となった出来事

(①16世紀のスペインの無敵艦隊撃破 ②18世紀の領土継承戦争

③20世紀の二つの世界大戦)と、その時代のリーダーたちについて

触れながら、これからの日本のリーダーに必要な素養、姿勢について

お話しいただきました。

 

講義後の質疑応答の際には、生徒たちは積極的に自分の意見を

述べたり、質問をすることで、疑問を解消し考察を深めていきました。

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「世の中の相反する歴史認識に対して、私たちはそれらをどう

判断したらよいでしょうか?」という生徒の質問に対して先生が

応えられた、「どちらが正しいと安直に結論づけるべきではなく、

まず勉強をして判断の材料となる知識を増やし、どちらの意見も

あり得るという前提に立って判断する」という意識は、

困難な時代を切り開いていかねばならない次代のリーダーが

持つべき重要な素養であると思います。

 

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以下、当日参加した生徒の感想の抜粋です。

 

「安定思考の人が増えていると言いますが、やはり自分の能力を出し切り、

自分のことだけをやってればよいという考え方を捨てなくてはならないと

思いました。そのために今できることは、業と、仲間を作り議論を

することだと中西先生はおっしゃっていましたが、これについて海陽は

とても恵まれた環境であると強く思いました」(2年生)

 

「『自然の資源がない日本では、一生懸命工夫し、努力して

得た知識とそれを持った人材のみが資源だ』とおっしゃって

いましたが、僕たち自身がその日本の「資源」にならなくてはいけない

と思いました。」(2年生)

 

「『平和な世の中だからこそ戦争の果たしてきた役割を見つめる必要が

ある』とおっしゃっていたように、いろいろな角度から物事を見て、大切なことを

見極めることのできる人になれるように頑張りたです。」(2年生)

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(一生懸命、メモをとる前期生)                  (当日は多くの保護者や教職員も参加しました) 

 

「戦争の原因を知り、自分たちがリーダーになったとき、

どうすれば戦争を回避できるかを考えさせるのが、本当の

平和教育であると、今回の講義を通して考えました。」(4年生)

  

「この講義の少し前に三菱商事の取締役会長である小島順彦氏の

『グローバルに活躍できる人材になるためには』という講義があり、

この講義の内容と合わせて考えることができたことは、共通点や

着目点の違いなどが分かり、よかったです。」(4年生)

 

「今の私たちは戦争を知らず、負の遺産だと考え、目を向けていない

ように思える。それが今の日本と世界との距離であると私は考えた。

自分が日本という国のためにできることは何かを考え、社会に

尽くすことが過去の教訓を活かすということにつながっていくと思う。」(5年生)

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(たくさんの質問に一つ一つ丁寧にご回答いただきました)

中西先生、貴重なご講義ありがとうございました。   

 

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