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News & Topics お知らせ

2016.09.28

特別講義 「英国のEU離脱問題、リーダーの決断③」

9月24日(土)に、

京都大学名誉教授中西輝政先生をお招きし、

「英国のEU離脱問題、リーダーの決断③」と題した特別講義を開催しました。

 

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中西先生の講義は今回で3回目。

歴史的な出来事を通じて、リーダーに必要な素養や姿勢をわかりやすく

お話してくだることから、当日は、対象学年の4、5年生のみならず、

他学年の生徒や教職員、保護者の聴講も多く、盛会となりました。 

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「英国がEUを離脱するかどうかはまだ決まったわけではない」という意表をつくお話から

講義がはじまり、英国やEUの話から、現代世界の政治・軍事・経済秩序の在り方にまで

話が及び、豊富な事例を引き合いに出されながら、歴史的な出来事で活躍した

個々のリーダーの姿を生き生きと描き出してくださいました。

 

先生のお話を通じて、生徒たちは、世界を巨視的にとらえることの大切さと

悩みぬくリーダーたちの凄みを体感したようです。

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以下、生徒レポートより引用。

 

 「僕が長年作り上げてきた世界観、例えば、日本は核の傘の下で守られているから大丈夫

 などといった考え方は正しいかどうかわからなくなりました。そして、僕は、僕の今までの知識が

 間違っていることを知り、もっと勉強して真実の情報を得ることで緊迫した状況にある日本を助ける、

 とまでは言いませんが、手助けをしたいです」(1年生)

 

 「今回の講義で中西先生が最も言いたかったことは、慌てずじっくりと考えるということだ。昔の日本が

 決断を急ぎ、太平洋戦争を始めてしまったように、今回の英国のEU離脱の決定も多数の英国国民が

 移民の急激な流入を焦り、離脱に票を入れてしまった結果であると中西先生はおっしゃっていた。

 あらためて、英国がEUを離脱したことの深刻さを感じた」(4年生)

 

 「僕は、日本は真面目さを重視しすぎていると思う。もちろん真面目さを欠くと国際社会から批判される。

 しかし、国際交渉の場では、自国の利益を守ることを真面目さより優先することは稀ではないと思う。

 この真面目さは日本の教育の中に染みついているような気がする。・・・真面目さによって日本が

 つぶれてしまっては元も子もないと思う。現代の教育や外交の在り方について考えることの重要性を

 感じた講義であった」(5年生)

 

中西先生、貴重なご講義ありがとうございました。

 

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