インタビュー
起業家として活躍している卒業生に聞きました②
木村 圭佑
海陽学園1期生(2012年卒)
株式会社和橋堂CEO
海陽学園の卒業生は多種多様な分野で活躍しています。今回は2012年に卒業し、現在は起業家として活躍されている木村さんにお話を聞きました。
まずは自己紹介をお願いします。
2012年に海陽1期生として卒業し、大学では英米文学を専攻し文学批評や言語学を勉強しました。卒業後は、日系証券会社での営業や投資銀行業務を経て、外資系の仮想通貨取引所の日本法人で約2年間勤務した後、2023年にでフリーランスとして独立しました。2024年には株式会社和橋堂を創業し、海外のスタートアップによる日本市場への参入の支援等を行っています。
在学時はどのような学生でしたか。
比較的ポジティブな学生で、人間関係はうまく構築できる強みを持っていたため、多くの人と仲良くできていました。一方、中学の頃はまだまだ甘えが自分に存在していて他責思考が強かったですね。フロアやハウスのリーダーを任されていくにつれて、少しずつ責任を意識するようになっていきました。5年生(高校2年生)の頃、ハウスマスターやハウスの幹部メンバーで企画して、岡山県の無人島(梶子島)に行き、1泊2日のキャンプを行いました。その際は、旅程全体の調査、企画から保護者への説明・同意取得、島の下見などフロアマスターと協力して皆で進めました。一つの大きなプロジェクトを自分たちの手で成し遂げたのは、人生でこれが初めての経験でした。
海陽学園での経験が現在のお仕事に生きていることはありますか。
今の仕事では、ビジネス英語のスキルが必須です。海陽でみっちり英語の勉強をさせてもらえたことで英語の素養、基礎ができたことは間違いありません。また、経験という意味では、学生から見て10〜15歳ほど年上のフロアマスターと一緒に生活してきた経験も社会人になってから活きています。親ほどは歳が離れていないけれども、兄弟よりは年が離れている世代と学生のうちから話ができる機会は貴重です。しかも、社会に出れば一番密接に関わる世代になります。敬語を使いつつも、そういった世代と親しくできるようになれる経験が学生のうちから積める環境は海陽しかないと思います。
卒業後に感じる海陽学園の魅力はありますか。
フロアマスター制度は、海陽学園の圧倒的な魅力です。日本の大手企業から、ちょうどこれから企業の中核となっていく若手・中堅社員の方が出向してきて、その思考やビジネス力に24時間触れられる環境があります。また、海陽の同期、上下の世代とのつながりも非常に貴重です。出身地や育ってきた家庭は十人十色で、社会の縮図がそこにあります。そこで繋がった関係性は社会人になっても続きます。現に私の会社の顧問弁護士は1つ下の海陽の後輩です。優秀な学生がたくさんいることにも感謝しなければなりません。
最後に卒業生として、在校生や海陽学園への受験を検討している受験生にメッセージをお願いします。
海陽学園は他にはない学校です。その敷地内にはフロアマスターをはじめとして、多様な経験を持った学校の先生や職員の方々、優秀な学生、そしてイートン校をはじめとした海外とのコネクションなど、チャンスが溢れています。
その環境を生かすのは皆さん次第です。「海陽学園に入ったから大丈夫だろう」と考えていれば、受け身の残念な学生生活になるでしょう。積極的に周りに転がっているチャンスを自分の手で掴みとろうとする人こそ海陽学園では輝けます。またOBにとってみても、そういった後輩は応援したいですね。
海陽で多様な経験を積んで、将来大きくなった私の会社に入社してくれることを期待しています(笑)




