国際交流
国際社会で通用する
リーダーを育てます
国際社会で活躍するリーダーを育成することは、海陽学園の目標のひとつです。
その一環として、海外大学受験を視野に入れた「Advanced English Class」(特別英語クラス)、
英国イートン校・韓国ハナ高校との交換留学、国際交流行事など多角的な活動に力を入れています。
これらのプログラムを積極的に活用して国際的価値観に対応できる能力を体得し、
未来の国際的リーダーを目指していきます。

国際交流
- サマースクール
- 3年生の希望者は、英国イートン校、ハロウ校、ラグビー校で行われる2〜3週間程度のサマースクールに参加する機会があります。各校ともに500年近い歴史を持ち、多くの有能な人材を輩出してきたパブリックスクールで、参加生徒たちはハウスに滞在し、英語の授業のほか、現地教職員が企画するさまざまなアクティビティーに参加します。また、文化遺産や大学へのフィールドトリップを通してレポート課題にも取り組みます。特にハロウ校とラグビー校などはインターナショナルコースとなっているので、参加した生徒はそこで出会ったさまざまな国々の生徒とその後も定期的に連絡を取りあうなど、国際交流活動を続けています。本場の英語を学ぶとともに、英国文化にじかに触れる機会として多くの生徒が参加しています。
- イートン校との交流
- イートン校とは、通常学期中の交換留学制度もあり、毎年2名の海陽学園の生徒を学期中に派遣し、イートン生とまったく同じ制服で、学習・課外活動・ハウスでの日課を過ごします。イートン校と海陽学園の親密な関係もあり、派遣生徒はイートンのハウスマスター・チューターや生徒たちから大いに歓迎され、充実した日々を過ごしています。
- 韓国ハナ高校との交流
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2010年より、海陽学園は、同じ全人教育を目指すボーディングスクールである韓国ハナ高校との国際交流を行っています。3月中旬より約2週間、3名の生徒が韓国ハナ高校に短期留学します。ハナ高校の通常授業を受けつつ、日本語授業のアシスタントを担当したり、現地生徒とのさまざまな文化交流や学術交流を行います。また、ハナ高校からも海陽学園へ1月から2月にかけて留学生が滞在し、海陽の通常の授業を受けたり、海陽生のための韓国語講座などを開いたりと、相互交流をしています。同じ全人教育を目指すボーディングスクールでの、それぞれ異なるルールやカリキュラムを体感し、多様な学びや気づきを得ています。
また、ハナ高校主催の高校生国際シンポジウムにも毎夏参加しています。高校生国際シンポジウムは国際間経済協力について議論する学術的なもので、日本・韓国・中国・シンガポール・タイ・インドネシア・香港の各国の高校生が集まり活発な意見交換が行われます。プログラムは、例えば「経済協力についての基調講演」「貿易、資源・環境、金融の分科会に分かれてのディスカッション」、 「文化交流・文化紹介・観光」、「ホームステイ」と盛りだくさんで、共同生活の中でも参加者同士の親交が深められています。 - ギャップイヤー生受け入れ
- 海陽学園では、ギャップイヤー生(高校卒業後、見聞を広めるために大学入学を延期している英国からの学生)を断続的に受け入れています。彼らは、1〜3か月ハウスに滞在し、海陽生とともに生活をしますので、24時間寝食を共にした国際交流活動となっています。ギャップイヤー生たちは、英語の授業のアシスタントも務めてくれますし、さらに、将来、海外の大学への進学を希望している生徒にとっては、留学プロセスや現地での大学生活についての生の意見を聞ける絶好の機会にもなっています。
留学体験者紹介

国境の壁をなくす最強の武器は「努力」
4年生の夏に、私はアトランタ行きの飛行機に乗り日本を旅立ちました。留学先での生活はすべてが新鮮で、現地の人々も優しく、毎日が瞬く間に過ぎ去っていきました。私は日本でやっていたアメフトの経験を生かし、州で優勝しMVPにも選ばれました。その時感じたのが、アメフトも、楽しい留学生活を送るためにも、不断の努力が必要だということです。「努力すれば国境の壁をなくせる」のです。留学経験を通して将来の目標が明確になり、自信がもてるようになったことが大きな収穫でした。

日本人としての誇りを再認識
4年生の時、先生やHM、FMにアドバイスをいただき留学することを決意しました。現地の生徒と同じ授業を受け、勉強やスポーツに励みました。その中で、私にとっては普通に思える行動が、「礼儀正しい」と高く評価を受けたのは意外でした。日本にいてはなかなか感じることのできない「日本人としてのアイデンティティ」を再認識することができ、さらに自分を客観的に見られるようになりました。アメリカ留学で得たこの貴重な経験を生かし、世界で活躍できる人材になりたいと強く思いました。
その他
海外大学合格実績
毎年、アメリカを中心に中国の大学にも進学しており、これまで、のべ40の海外大学合格実績があります。
- 海外大学合格実績(抜粋)
- DePauw University、Carleton College、Lake Forest College、Swarthmore College、Macalester College、Jacobs University in Bremen、Hamilton College、Brown University、北京外国語大学、Wesleyan University、Williams College、Grinnell College、Knox College、University of San Francisco、Northeastern University、University of Rochester、Cornell College、Illinois Wesleyan、Middlebury College、北京大学、Parsons School of Design、The School of the Art Institute of Chicago、University of Nebraska at Keamey、Universtiy of Nebraska、Otto-Friedrich-Universitat Bamberg、清華大学、Stanford University、University of Nebraska at Omaha