メッセージ

理事長からのメッセージ

全寮制を活かし、
基礎学力と人間力を
バランスよく鍛える。

自分とは異なる価値観を持つ仲間との
日々の生活の中で、
多様性を尊重し、切磋琢磨しながら成長を重ねていく。

理事長 水野 明久

中部電力株式会社相談役
中部経済連合会会長、日本アイスホッケー連盟会長、日本口唇口蓋裂協会理事長等を務める

挑戦できる環境が整う、
全寮制の中高一貫校。

海陽学園は、日本の将来を考えたときに次世代を担う人材の育成が最重要課題であるとの認識のもと、トヨタ自動車、JR東海、中部電力をはじめ80社以上の企業が賛同し、設立した学校です。
海陽学園の特色は、全寮制の中高一貫校であり、基礎学力を徹底的に修得しながら、寮(ハウス)生活を通じて人間力を磨くことを目標としています。

全寮制の学校は、学ぶ場だけでなく、家庭であり、一つの社会であります。
ハウス生活では、規則正しい生活や規律・礼儀などを身につけるとともに、全国から集まった、多様な環境で育った仲間と生活を共にする中で、時にリーダーとなって自分の考えを伝え、時に相手の気持ちを理解しながら、主張すべきことや我慢すべきことを経験し、社会性や協調性を培っていきます。

また、基礎学力をしっかり身につけつつ、自発的にそして自由に物事を考える能力を鍛え、課題認識力や発想力を養うことができるよう、教員をはじめハウスマスター、各企業から派遣されたフロアマスターなど、さまざまな経験を積んだスタッフによるサポート体制を整備しています。
企業訪問や工場見学、有識者による特別講義などの学習プログラムも充実しており、科学の甲子園や数学オリンピックなどの外部のコンテストにも積極的に参加するなど、多くの学びの場とともに、何事にも挑戦できる環境が整っています。

成長著しいこの時期に、海陽学園での学びを通じて、生徒一人ひとりの能力や得意分野を伸ばし、リーダーシップをもって社会で活躍できる人材に成長することを期待しています。

校長からのメッセージ

次代のリーダーを
全寮制によって育てる。

全寮制学校(ボーディングスクール)海陽学園。
そこでの生活すべてが、
「基本」を大切にする教育の場です。

校長 西村 英明

京都大学農学部卒
都銀勤務を経たのち海陽学園設立に尽力
開校後はハウスマスター・副校長等を歴任

「日本を牽引する人材」を
育成するためのハウス生活。

海陽学園は創設者たちの「将来の日本を牽引する人材の不足」という強い危機感から誕生した学校です。私たちは、この学校で学んだ生徒たちが社会に出てから活躍してくれることを願っていますし、そのための教育をしています。

皆さんが学生として過ごす時間は、人生においてはほんのわずかです。その後の長い期間は社会人として過ごすことになります。社会は人で構成されており、その社会で生きていくには多くの人と関係を持ち、協力し合い、時にはぶつかり合って生きていくしかありません。

海陽学園のハウスは、生徒一人ひとりが当事者であるミニ社会です。つまり、人はそれぞれみな違うという多様性に直面します。そのようなハウスでの規律ある共同生活を通して、社会性や協調性、コミュニケーション能力、リーダーシップを培うことができます。

また、皆さんには共同生活の中で「自分はどうあるべきか」という問題にしっかりと向き合って欲しいと思っています。そして社会に出てからも、海陽学園で身につけたものを基礎にして、「自分はどうあるべきか」を常に問い続けることによって、「将来の日本を牽引する人材」になっていくと信じています。

私たちは、社会に出てからこそ「海陽学園を選んで本当によかった」と心から思ってもらえるような教育を目指しています。

賛同企業からのメッセージ

トヨタ自動車株式会社 総務人事本部長 東 崇徳の写真

総務人事本部長
東 崇徳

意志と情熱を持って未来を
創り出していくリーダーに。

トヨタ自動車は、「次代のリーダーを育成する」という海陽学園の建学の精神に賛同し、学園の設立当初からサポートしています。
トヨタ自動車とトヨタグループからは、毎年、若手社員を「フロアマスター」として派遣しており、ハウス(寮)で生徒の皆さんと寝食を共にしながら「社会人の先輩」の顔をもって接します。
加えて、第一線で働く社員の講師派遣や生徒の皆さんの企業見学の受け入れなどを通じ、将来のキャリアを深く考えるきっかけとしていただいております。
海陽学園の他校には無いユニークな教育プログラムを通じ、生徒の皆さんは多くのことを学び、また、生涯の友情に繋がる絆を育みながら、目に見えて成長されております。
卒業生の中からは私達と一緒に働いてくれる仲間も誕生しています。海陽学園での学びを基盤に、先行きのわからない時代にも意志と情熱を持って未来を創り出していくリーダーとして、社会に大きく貢献することを願っています。

東海旅客鉄道株式会社 専務執行役員 木村 中の写真

専務執行役員
木村 中

人間としての魅力に溢れた、
世界が求める人材へ。

JR東海は、将来を担う人材の育成を通じた社会への貢献と優秀な人材の確保等を目的として、「海陽中等教育学校」の設立段階から積極的に参画してきました。
私たちは、今まさに歴史の転換点に立っています。そのなかでも、不連続で予測が難しい将来に向けて歩みを進めていかねばなりません。そうした時代であればこそ、規律と自立、自主性と協調性をバランス良く身につけ、豊かな教養と地図のない道でも勇気を持って進んでいく高い志を持つ「リーダー」が求められているように思います。
海陽学園は全寮制の中高一貫校として、効率的なカリキュラムによる徹底した基礎学力の習熟と、ハウス(寮)における同年代の仲間との共同生活による人格の涵養を重視しており、まさに次代のリーダーを育む環境が揃っています。当社も開校時より意欲ある若手社員をフロアマスターとして派遣しています。
卒業生たちは、既に社会人となって国内外の様々な分野で活躍を始めています。当社に入社した者もおり、大いに頑張っています。海陽学園での充実した6年間を礎にして、明るい未来の創造に自ら参画し、日本そして世界に貢献する人材に育ってくれることを期待しています。

中部電力株式会社 執行役員 人財戦略室長 兼 マネジメントサービス本部 人事センター長 牛島 章博の写真

マネジメントサービス本部
人事センター長

苑田 隆之

将来の日本を牽引する、
明るく希望に満ちた人材の育成を。

中部電力は、「将来の日本を牽引する、明るく希望に満ちた人材の育成」という建学の精神に賛同し、企業としての社会的役割を果たし、社会や地域に貢献するという観点から、海陽学園の設立に参画しました。
6年間の一貫教育のもと、体系的なカリキュラムを履修することで幅広い教養を培いつつ、全寮制を通じて集団でのルールを守る必要性、異なる価値観に耳を傾けることの大切さを身をもって学ぶことができる学園での生活は、次代のリーダーたる人材としての資質を高めるのに理想的な環境であると思います。
また、さまざまな分野の企業の社員が子どもたちと緊密に接しながら、生活全般をサポートするフロアマスター制度は、生徒・教師・社会人の先輩が寝食をともにすることでさまざまな考え方を学ぶことのできる大変意義深いものであり、弊社からも毎年優秀な若手社員を派遣しています。
より多くの若者が海陽学園の生徒として、この恵まれた環境のなかで、人格を磨き、才能を伸ばして、日本の、世界の、未来のリーダーとして社会に出て大きく羽ばたくことを大いに期待しています。