インタビュー

国際社会で活躍する人材育成!英語のネイティブ教員に聞きました

国際社会で活躍する人材育成!英語のネイティブ教員に聞きました

Mr. Daniel Knox (ダニエル・ノックス先生)
英語科 教諭
ニュージーランド出身

海陽学園では、国際社会で活躍できる人材の育成を目指して、多くの充実した英語教育プログラムを用意しています。今回は、本校の英語教育の最前線を担うKnox(ノックス) 先生にインタビューしました。(日本語訳でお届けします)

日本、そして海陽学園に来たきっかけを教えてください。

人生最大の決断は、自分も意図しないタイミングで起こると思います。私が初めて日本を訪れたのは、大学の留学プログラムでした。当時は、純粋に新しいものを経験してみたいという心境でした。日本に関する知識はほとんどありませんでしたが、すぐに日本の人々や食べ物、習慣が大好きになりました。大学卒業後、短い期間ですが、日本で教員になることを決意しました。日本での生活に慣れ親しむほどこの国の素晴らしさを感じ、日本をより好きになるだけでなく、生徒に教えることにもより情熱を注ぐようになりました。また、海陽学園で働き始めて、優秀で意欲的な生徒を教えることの喜びを知りました。生徒が頑張れば頑張るほど、私も自分の指導力を磨こうと努力しています。

海陽学園で教えることのやりがいを教えてください。

多くの外国人英語教師は、複数の学校をローテーションで回るため、同じ生徒を長く教える機会がありません。海陽学園の素晴らしいところは、毎日生徒と交流することができ、さらに6年間に渡って生徒の成長を見届けられることです。日本全国から集まった生徒たちは、それぞれの個性を持ち込み、まるで日本という国の縮図が学園内に形成されているようです。海陽学園は英語教育に非常に力を入れているので、英語が全くできない生徒でも数年で大きく成長します。そのため、生徒たちと英語で充実したコミュニケーションをとることができ、彼らの個性を学びながら、彼らの目標達成の手助けをすることが、私のやりがいになっています。

海陽学園の教員生活の中で印象に残っていることを教えてください。

思い出に残る瞬間や生徒がたくさん思い浮かび、一つに絞ることは難しいです。先日、前期生の生徒たちにクリケットを教える機会がありました。幼い頃から自身が親しんできたスポーツを通じて、自国の文化を伝えることができたのは、特別な瞬間でした。ニュージーランドの子どもたちと同じように競技をし、楽しんでいる生徒たちを見たとき、本当の意味で彼らと文化的なつながりができたと感じました。また、ある生徒がAEC (Advanced English Class)に入ってから、今までに類を見ないほど早い英語の上達を見せてくれました。つい最近アルファベットとBe動詞を教わったばかりの少年が、わずか数ヶ月の間に、難しい小説を読んで自身の考えを流暢な英語で表現できる少年に変身したのです。彼の努力に非常に感銘を受けましたし、若者がもつ驚くべき可能性に気付くことができました。

生徒たち、そして今後入学を考えている児童の皆さんへメッセージをお願いします。

海陽学園には、自分の目標に集中して取り組める素晴らしい環境が整っています。先生やハウススタッフ、クラスメートなど、学園内の至るところにあなたを導いてくれる人がいます。学業に重点をおきながらも、新しいこと、楽しいことに挑戦する機会もたくさんあります。前向きな姿勢で全力を尽くすことで、充実した海陽生活を送ってください。