インタビュー

兄弟で在学している生徒に聞きました

兄弟で在学している生徒に聞きました

長男K君(2019年度入学)愛知県出身
次男M君(2021年度入学)愛知県出身
三男Y君(2023年度入学)愛知県出身

海陽学園には、兄弟で入学している生徒も多く存在します。
今回は、現在1・3・5年生として在学している三兄弟にお話を聞いてみました。

海陽学園に入学を決めた理由を教えてください。

長:海陽学園の環境に魅力を感じたからです。もともと友人との共同生活に憧れを持っており、寮がある学校を志望していました。小学校6年生時、学校説明会に参加し海陽学園へ見学に行った際、ハウスはもちろん部活動の施設や図書館、天文台など施設が充実している所に魅力を感じました。また、ハウスイベントなど生徒が主体となる行事の多さにワクワクしたのを覚えています。自分がやりたいことに打ち込むことができる環境が、海陽学園にはあると確信し入学を決意しました。

次:自分は、時間をより有効的に使えるのではと考えたからです。実家から通うことができる中学校への進学も考えましたが、勉強や部活動に打ち込みたいという思いがあり、通学に時間がかからない海陽学園への入学を決めました。また、入学前に海陽学園の食堂でご飯を食べたことがあるのですが、食堂から見えるオーシャンビューに感動しました。海が近くて非常に景色も良く、心が落ち着く場所だと感じた記憶が残っています。

三:正直、最初に見学へ行ったときには入学したいとは全く思いませんでした(笑)小学校2年生の時、兄の学校説明会について行き海陽学園を見学しましたが、慣れない共同生活や学校・ハウスの規律が厳しそう…と感じたためです。ただ、それから時が経ちいざ中学の進路を考えた際に、勉強に集中することができる環境、友人とのコミュニケーション、リーダー教育など勉強以外の学びも多くある海陽学園は、もしかしたら自分が最も成長することができる環境なのかもしれないと考え入学を決めました。

兄弟は、自分にとってどのような存在ですか。

長:長男として、手本とならなくてはと感じさせてくれる存在です。勉強や部活動など気が抜けてしまう時に、学校の先生からもたまにちくりと言われます(笑)来年は、海陽学園での最後の一年となるので、受験勉強や部活動の引退前最後の大会など…やらなければいけないことは非常に多くあります。長男として、行動で弟たちを引っ張っていきたいと考えています。

次:ライバルであり、お互いに高めあうことができるような存在だと感じています。勉強の成績も部活動の成績も兄弟には負けたくないです。自分が意識しているだけかもしれませんが、兄には追い付け追い越せ、弟には絶対に負けないぞという気持ちを持って毎日を過ごしています。そんな中で、海陽学園の入試を控えた弟に、兄が受験勉強のサポートをしている姿などを目にし、兄の偉大さを感じました。自分は、兄弟のライバルとして良い刺激を与えあえる存在でいたいと考えます。

三:兄たちは、偉大な存在です。長男と次男がハウス長やフロア長を担い、主体的にハウス運営をしている姿を見て、自分も前学期はクラス長に立候補し、実際にクラス運営に携わりました。また、兄の友人たちが話しかけてくれたりと他学年の先輩方とコミュニケーションをとることができるのは、非常に嬉しいです。そんな兄達の背中に少しでも近づけるように頑張りたいと思います。

お互いの成長を感じるエピソードはありますか。

長:次男は、自己管理の能力が非常に成長したなと感じます。特にスケジュール管理について、一緒に暮らしていた時は課題の提出遅れがあるなど苦手な印象でした。海陽に入学してからは、人に言われずとも自分で管理することができるようになったと感じます。
三男は、社交性が高くなったと感じます。以前は、家で引きこもっていることが多い印象でしたが、今年の夏休みに帰省した際、友人の家に泊まりに行ったりしている姿を見て明るい性格になったなと感じます。

次:兄は、コミュニケーションが非常に上手だと感じます。ハウスにて、日頃からハウスマスターやフロアマスターの皆さんとお話していることもあってか、年齢にかかわらずTPOに合わせて、振る舞うことができるところは尊敬しています。弟は、計画を立てる力が非常に伸びたなと実感します。

三:長期休暇で帰省した時に、兄たちが洗濯や料理など家事を手伝っている所です。海陽学園では、身の回りのことは全て自分で行わなければいけません。掃除や洗濯、部屋の整理整頓などは、徹底的に身に着けられます。海陽学園以外でも発揮されている所を目の当たりにし、習慣化された力の凄さを感じました。余談ですが、ハウスでは毎日ベッドにしわ一つない状態まで整えています。家族で旅行に行った際の出来事ですが、三兄弟そろってベッドが非常にきれいでした(笑) 海陽の生活習慣は、自分自身も身についてきているなと実感した一幕でした。

最後に海陽学園への入学を検討している皆様へメッセージをお願いします。

長:海陽学園の魅力は、先生やハウススタッフなど多くの大人と接する機会があるところです。経歴や出身が異なる皆さんだからこそ、学べることや刺激をもらうことができます。また勉強も然り、スポーツや学校行事など生徒が叶えたい夢や目標の実現に向けて、全力でサポートしてくれます。やりたいことや挑戦したいことがある生徒は、ぜひ海陽学園で叶えてください!周囲の友達が遊んでいる中、なんで自分は受験勉強をしているのだろう…と辛い思いをしているかもしれませんが、海陽学園に入れば楽しいことが沢山待っています。あとひと踏ん張り!頑張ってください。お待ちしています。

保護者の方からもコメントをいただいています。

長男のKが小学5年生の時に、中学校は家を離れて寮で生活する学校に行きたいと言って、色々と調べ海陽学園を見つけました。夏休みの学校見学会で、フロアマスター制度や充実した施設、海と緑に囲まれた校舎で学びたいと思い「海陽に入る」と決めたそうです。

Kが、海陽学園に入学するとハウスでの楽しい生活がリアルに次男・三男へと語られ長男の話を聞いて、自然と次男のM、そして三男のYも海陽学園に入りたいと言うようになりました。

今では3兄弟が海陽学園でお世話になっており、帰省の度に彼等の成長を感じております。
私達のような普通の家庭が3人の子供を海陽学園にお預けする事は珍しいかも知れませんが、主人そして私も彼等の成長が大変嬉しく、仕事の活力になっております。

全寮制ですが、長期連休は年5回あり、久しぶりに再会する距離感がちょうど良いのか年頃の中高生ですが家族みんなで旅行や買い物、映画を見たりと、本当に仲良し家族だと胸を張って言えます。海陽学園を選んで本当に良かったです。