インタビュー

YouTube甲子園で金賞を受賞した生徒に聞きました

YouTube甲子園で金賞を受賞した生徒に聞きました

I君 14期生(2019年度入学)東京都出身
Y君 14期生(2019年度入学)兵庫県出身
M君 14期生(2019年度入学)北海道出身

2024年に開催された「YouTube甲子園」の参加者全413チーム2,250名のうち、1校にのみ受賞される学校地域魅力部門金賞を受賞した海陽学園Aチームの生徒にインタビューしました。

応募のきっかけと動画の内容について教えてください。

I:昨年のフロアマスターお別れ会や海陽祭にて寝起きドッキリ動画を撮って上映したところ大きな反響がありました。5年生で受験前の最後のタイミングということもあり、YouTube甲子園にチャレンジしたいと思っていたので、この企画をブラッシュアップすれば面白いのではないかと考え、ハウスの仲間を誘って応募しました。

Y:エントリーしたのは「寝起きの海陽生なら海陽学園のホンネ教えてくれる説」という動画です。コンセプトは夜中に眠っているハウスの生徒に突撃取材をして、そのタイミングで「海陽学園の好きなところは?」「変えてほしいところは?」といった率直な質問をぶつける、というものです。まさに深い眠りに入っているところを起こして質問するため、着飾っていない素の状態で本音を答えてくれることを期待して行いましたが、期待を上回る答えを引き出せたと思います。

動画の製作にあたって工夫した点や苦労した点はありますか。

I:工夫した点としては、いわゆる内輪のネタにならないように、生徒の所属部活動や特徴などの情報を補足して視聴者にわかりやすいようにすることに努めました。また、突撃取材をした形で対象となった生徒に迷惑をかけた印象になることを避けるため、冒頭に被害者の会を取り入れ、盛り上がった状態で本編に入るようにしました。結果、この部分を審査員の方に高く評価していただけました。

M:苦労した点としては、撮影が夜中にしかできないため、そもそも自分たち自身が起きるということがとても辛かったです。実は「明日撮影しよう」と約束してもお互い二度寝して撮影できないということが何度かありました。実際に撮影した日は気合を入れて起きましたが、自分たちのテンションを上げることが大変でした。また、撮影した内容をいざ確認すると、意図した通りに撮影できていない部分があったり、逆にたくさん撮影した中で取捨選択するのに苦労しました。

結果発表の瞬間はどうでしたか。

Y:結果発表の瞬間は貸与iPadを使ってクラスメイトとともに見ました。自分たちとしては海陽Cチームの完成度が高く、そのCチームが銅賞で選出されたことから、諦めの気持ちが湧いてきて、友達からも「ドンマイ」と慰められていました。ただ金賞発表のときに「海陽」と言われた瞬間に教室がドンと沸き、信じられない気持ちでした。夢かと思いました。

M:僕は受賞の瞬間は授業があったためリアルタイムでは確認できず、授業が終わり確認しようと校舎内を移動していたところ、興奮したYから「金賞!金賞!」と伝えられ、結果的に人伝てに知る形となりました(笑)。

後輩たちや未来の海陽生となる皆さんへメッセージをお願いします。

Y:海陽学園は寮生活になるので外部の人からはその実情がよく見えない部分があると思います。もちろんホームページやパンフレットなどで紹介されている部分もありますが、今回はさらに一歩踏み込んで海陽学園の生徒のありのままの姿や想いが詰まっています。ぜひ、この動画を見てイメージを膨らませてほしいですね。

M:海陽学園は生徒間の仲がよく、修学旅行をイメージしてもらえればわかりやすいです。男子校ならではの楽しさもあって、ともて充実しています。

I:今回の動画は同じ釜の飯を食べてきたからこそできたものです。こういった関係性の仲間ができることに加えて、自分たちの好きなことに集中できる環境、ハウスマスターやフロアマスターと将来について相談できるというのは海陽学園の大きな魅力だと思います。